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2020.07.26 哀願の瞳


マゾには欲しいものが、それぞれある。
フェチ性もあるし、してもらいたいこともある。

それを目の前に翳して、欲しいのか?と聞いた時の哀願の瞳が私は好きだ。想いが抑え切れず、嗚呼と小さく声が漏れ出て、陶酔した瞳で下から私を窺い見てくる。
それから出てくる、欲しいです、の声色。
その表情を見続けたいし、もっと色濃くしたいので、私はすぐには与えないで焦らしてみる。そうすると切ない声が漏れる。

ちゃんと待てができるかな?

動くなと指示をして、もっと近付けると、それはご馳走を前にした犬のように、必死に堪えているのが伝わってくる。身体がそわそわと揺れ出す。
もう少し待たせたい。立場を教え込んで、尊厳も更に奪いたい。

こんなものが欲しいんだね?

そんなに必死になるほど、こんなものが欲しいなんて。人としての尊厳はないの?
辱められて、興奮が増している様を詰ると、更にまた興奮してしまって、尊厳は再び失われる。ループする。

欲しいのか、ともう一度聞くと、先ほどよりも切実な哀願が聞ける。辱めと恥を感じる表情も見られる。

それでも欲しいんだもんね。

もう一押し、辱めと、意識の確認。

そうして与えた時の、蕩ける瞳も、溺れる姿も良い。


アルファイン203号室。私の大好きな部屋で、私のことを大好きな男を身動き出来なくして、どう調理しようかと目の前に立った時に、前回のプレイ後の会話が突然思い返された。
コロナの影響もあって、半年以上プレイの間が開いていた。今日はとことん虐め抜こうと決めていたけれど、その理由を思い出そうともしていなかった。でも思い出した。

「今日、お前のことをお仕置きしないといけないんだった。理由わかる?」
いくつか、間違えを続けた後に彼は言った。
「…6月のことですか?」
「そう。」

昨年6月に開催した私の女王様10周年パーティーは、ラシオラやユリイカや皆さんの協力のお陰で大成功をおさめたけれど、周りのマゾたちには揺れが生じた。思いが強い人ほどに、大勢の人越しに見る私に寂しさを覚えたようだった。
私は鈍いことにそれに気付くまで、パーティーが終わってから暫くかかった。そんな話を、その時も半年ぶりになってしまったプレイ後にしていると、彼が口を開いた。

「そこまでルイ子さんがお話してくれるなら言いますが、僕も寂しかったんですよ。」
「…え?」
パーティー当日も来てくれた彼は、明るくお祝いを言って感動を伝えてくれていたので、私は驚いた。
「寂しくて、他の人とプレイもしました。」
「そうだったんだ。全然気付かなかった。どうやって解決したの?」
「時間ですね。」

プレイも終わって、理性のある状態の私は、正直に話す勇気と時間をかけて立ち直った彼を褒めたかったのだ。

けれど。その日の会話を思い返しながら、暗い薄赤く染まるSMルームにいる私には、欲望がストレートに湧き上がってくる。

「私から与えられる苦しみと、私から、逃げようとしたでしょ。」
同時に肉体に痛みを与えながら、問いかけると、謝りながら彼は言った。
「…でも、好きでいるのって、苦しいんですよ?」

苦しくないとは思っていないよ。
きっと、プレイで与える肉体的な責めよりもずっと厳しいはず。だって、終わりのない、休みのない苦しみなのだから。

「だからその苦しみから、逃げたらダメじゃない。私の与える苦しみをそのままの大きさでちゃんと、受け入れないと。ダメでしょ。」

最も厳しい責めだからこそ、逃げないで動かずに、誤魔化さずにそのままの大きさで、受け入れさせたい。
そこから逃げたのだからお仕置きをしないと。ちゃんと言語化しないと。納得がいかない。この子を本当の意味で私のものに、私はしていたいから。

「ルイ子様に全てを捧げます。」

苦痛の隙間で言われた台詞だった。
全て。全ては日常生活もあるし無理だ。でも、それで意味は伝わる。心を捧げて。苦しみが伴っても。心の真ん中に私は鎮座し続けたい。
なんてエゴイスティックで強欲なのかと自分でも呆れるけれど、それが私の真っ直ぐな欲望なのだ。

苦しみの後に何度も何度も果てながら、溢す素直な気持ちを受け止めた。
そうした後、私たちは服を着て部屋を急いで片付けて、外に出た。まるで何事もなかったかのよう。

でも、何事もなかったことなどない。会う時間迄の責めはまた始まるし、今の時間は刻まれているはず。そのあとの時間は再び凝縮された甘い時間になるはず。

それまで、ちゃんといい子でいなよ。
それが出来なかったら、お仕置きをしてあげる。

2020.07.07 貞操帯の浪漫


今まで定期的に何度か訪れている貞操帯ブーム。またブームがやってきて貞操帯の管理を始めました。
色々と試してきて1番外れないのはプリンスアルバートのピアスホールを使うorフルオーダーの貞操帯(貞操具ではなく)を使うことだと結論付いたのですが、今回はピアスホールを使った貞操具での管理になります。ふふふ。絶対に外れないよ。

貞操帯の良いところはたくさんたくさーんあるのだけど、管理しているされている状態が日常にまで入り込むところが、当たり前ですが、素敵です。マゾの立場がいつもより更に小さくなっていって、私の気分や一言で運命が雲泥の差で変わってしまうのです。

日常生活の中で不便も生まれるでしょうが、不便を感じる度に私のことを思い出して、疼いて、どうしようもできなくて、その状況にまた感じてしまい…というループに陥ることでしょう。どんどんと苦しみが蓄積されて、欲望も溜まっていく毎日。

そんな風に欲望と被虐に塗れてぐちゃぐちゃになっている前に鍵をチラつかせられたら、どうなると思う?



浪漫があるでしょ?

県跨ぎが解除されて、東京以外のマゾとも会い始めています。嬉しいな。
プレイを日々重ねていると、インスピレーションや妄想が次々と生まれて、それらが結合して、SMの世界へと気が付いたらトリップしてしまう。SはMに触発されるし、それはお互いで、刺激し合ってどんどん深みに進んでいくものですね。
私のコントロール下で、運命を握られているマゾを見るのが堪らなく好きです。

7月はイレギュラーなしで、木曜日と日曜日の15時からラスト(21時セッションスタート)です。23(木)の祝日もシフトになります。



録音したマゾの声、第二弾です。



(許可を得て公開しています。)

公開する録音は、わかりやすいものが良いと思って派手なものになっていますが、静か~なプレイもしていますよ。
前回の記事に触発して来てくれたマゾとのプレイも楽しかった。私のお尻の下でしか息ができず、においに塗れて、苦しみながらも興奮して、だけれども動けずに、ひたすら苦しみと快楽から逃げられない。最高だよね。

何が行われているか、録音から妄想を巡らせてみてください。口に詰め込まれたストッキングのせいでマゾは問われても、答えられない。それでも伝えようとせずにはいられない。そんな時間。
2020.06.15 侵していく
陰鬱とした部屋で、身動きできずに汚されて、尊厳も体力も存在も少しずつ削られて、諦めて横たわっている男がいる。
初めの頃に見られた抵抗も今は見られない。私は男に再び近付いてチラリとだけ顔を見た。その顔を跨いで立って、顔の上へ座ろうと腰を沈め始めると、少しだけ抵抗するように呻きながら首を動かす。

そんな反応、私を楽しませるだけなのに。

私は敢えて男の存在を無視するように、語りかけたり目線を送ったりしない。人格を徹底的に無視して蹂躙したいのだ。
私のお尻の下にいるだけの、私の気分次第で息ができる小さな存在だってことを身体にゆっくり教え込んでやりたいのだ。時間をかけて、少しずつ徹底的に。じわじわと追い込んでいけば、過程の全てが堪能できるでしょう?

私は顔に座ったまま何も告げず、ショーツの上から再び排尿を始めた。溺れるような声が下から聴こえてくる。染み出してくるそれを顔にある全ての穴に注がれて、表面は浸されて、息も私の濡れたショーツ越しにしかできない。
必死に呼吸しようとするのを無視して私は座り直して、テレビに視線を送り直す。それからまた水を飲む。男は、動かない身体を必死に動かそうとしながら、抑え込まれた溺れた声を少し響かせている。寛ぎ直した私に男は絶望しているかもしれない。

においと液体に侵されていることでしょう。汚れて、乗られて、逃げられずに、惨めな思いをしてるだろうか?
ゆっくりと寛ぐ私の下で、男が苦しみ喘いでいると思うと気分が良くなってくる。

何度も屈辱を与えてあげる。
私の汚物に塗れて、惨めさが自分が受けるべき境遇なのだと諦める迄、何度も。何度も時間をかけて。

bms04のコピー