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2016.12.10 果てる時
目の前に跪いて、一生懸命にオナニーをしている姿は惨めで可愛い。
快楽に塗れて、瞳が溶けたようになりながら、私だけを視界に入れようとしているのがわかる。

靴底や足の指を舐めるように命令すると、もっと這いつくばるようにして見上げる。

今、きっと他に何も、頭にも心にもない。

私がもし、やめろと言えばその手はやむし、いけと言えばいく。
どうしてやろうかなと考えながら私は足下の男を眺める。

近づいてきたエクスタシーを必死に伝えられ、その先の指示を仰がれると、敢えてゆっくりと返事がしたくなる。

何度目かの訴えに、短く返事をすると、床は斑らに白く汚れる。

掃除をするように命令すると、遅れた決心の後に頭が床に着く。
この瞬間が、気持ちいい。
床を往復する頭を眺めてから、踏みつける時も好きだ。

それから、見上げた表情と、証拠が消された床。
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