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2012.12.26 鍵を開く
誰でもいいから、傷つけて痛めつけたい
もし、人を買うことができるなら、どんな残虐なことをしたいか
本当に嫌がってる人を逃げられないようにして、傷つけたい

などと語る人を見ると嫌悪感が走る。もし、自分が反対の立場になったらどうするの。
私達が相手をしているのは、あくまで本人が望んで、選んで、その立場にいる人間だ。
前述の条件に当て嵌まる人を本当のサディストというならば、私はそうでなくていい。

でも、自分に問いかけてみる。
そんな欲望が自分には、本当にないのだろうか。
あるからこそ、無意識に強く律していて、だからこそ、そういう発言に敏感に嫌悪を感じるんじゃないのか?

答えは、わからない。
わからなくていいし、律しているならば、そのままにしておくべくだ。
そんな欲求があるとしても解放する理由はないのだから。

私が自分の体験の中で実感してわかっているのは、ある条件と状況になると、鍵が開いてサドィスティックな欲望が溢れ出ることがある、ということ。
そういう時には理屈で考えて、組み立てたものが飛んでいく。
瞬間には、それしかないの。

私が出会ったなかで、おかしいんじゃないかな、ってマゾがいる。
こいうのをマゾヒストっていうだな、生まれつきだなぁって。
彼がシャワーから出てきて、身体を現した時に私はつい笑ってしまった。
酷い身体。
身体の表は、火傷の跡が沢山ある。
いくつもが重なって。

それを、見たら笑みが零れて、唾液が滲むのがわかった。
本当に酷い身体だ。私がそうしたのだけど。
だけど、なんだか、美しいというか、すごく、ムラムラする。

そこから始まるプレイは、私にはなくてはならない時間だ。
こんな頭のおかしいマゾ!と思ってたけれど、それに対峙している私も同等なのかもしれない。
いつも私の鍵は開かれる。

「この先は何があるんでしょうね」
と言うから「貪欲だねぇ」と呆れたら
逆に噴出すように笑って「ルイ子さんに言われたくありませんよ」と言われた。
本心でそう思っているようで、驚いた。

痛みを、衝撃を排して、味わう時間は、なんて甘い時だろう。

あれがないと、駄目だ。
あれが味わえる、開かれた時間。
鍵を開かれる時。
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