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プレイ中に発するマゾの言葉は私を深く突き刺す。「突き刺す」という言葉が相応しい。グサーッと刺さるので、まるで攻撃されたかのような後味が残る。突然発せられたそれらの小さな言葉は凶器だ。プレイが終わった後にもそれは心に刺さったままなので、私は思い返さざるを得ない。
どうして凶器となり得るかというと、真実味があるからだ。肉体と精神が刺激に塗れて制御不能だったり、刺激の余韻の中言葉を取り繕う素ぶりが微塵もない中発せられるからだ。

不意打ちに私の感情はぐらりと揺さぶられる。

苦痛の真っ最中にマゾが「出勤減らすのですよね。」と口を開いた。私は突然の会話の始まりに驚きながらも、「うん。でも辞めないよ。」と言った。喘ぎを堪えながら、間を作り出して、そのマゾは頷いて、うん、と言った後に
「辞めないでくださいね」と絞り出すように言った。グサーッ。

シンプルな短いその言葉に私の心は貫かれた。反射的に目の周辺に鈍い熱が湧き上る。私はそれを振り払うように、「うん。辞めないよ。」と繰り返した。そうしてまた苦痛を与え始めると、マゾは言葉を紡げなくなった。

真っ直ぐなマゾの言葉で私の感情は揺れ落ちそうになる。普段なら平常に受け止められる言葉なのに。
プレイが終わった後にも、深く刺さった言葉は抜けない。痛みが止まらない。そして私はこの痛みが愛しい。

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