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2015.11.02 欲望
手招ききすると男は私の前に進み、手を後ろで組んで立った。

真っ直ぐ見つめると、目を合わせたり逸らしたりしながら落ち着かない。
その首に首輪をかけて、リードを引いて目をしっかり合わせてから腰にかけたバスタオルを取り上げると






私の目の前に裸が現れた時に、私のつけた印があると興奮する。
これは私のものだ、と思うんだな。


段々と無力になって私のものになっていく過程。
激しいとてつもない苦しみや痛みや、快感へ好きなようにコントロールできると感じられるとき。
手の中で喘ぐ姿をいつまででも見ていたい。


道を塞いで削っていって、あきらめの予感を十分に時間をかけて恐怖とともに味わせたい。

今きっと、ものすごく、苦しいのだろうな、とか痛いのだろうな、とか恐ろしいのだろうな、とか
辛いのだろうな、とか、恥ずかしいのだろうな、とか。
そういう表情をゆっくりとはっきりと見たい。
そして溺れさせたい。
必死に助けを求める指先を弾いて踏みにじりたい。

それでも私に助けを求めるしかない姿を何度も確認したい。