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「前回は、二度と来るかと思いましたよ。」
マゾが笑いながら言った。
でも、来ちゃいました、って。

私も、前回の追い詰め加減は、懲りて、もうこの子は来られなくなるんじゃないかな
と思ってた。

今日はソフトプレイでお願いします。なんて、はじめてそんなお願い聞いたけど
最終的にマゾは
「ルイ子様のお好きなようにして下さい。」
って言った。

そう言わせたい。



別のマゾがパニックに陥りながら、朦朧と、こわい、と繰り返すから
何が恐いの?と聞いたら
「顔が!」
って言われて、この間噴き出しちゃった。

こんな風に書くと、私が恐い人みたいだけど
そういうわけではない。

私は抜けてるところがたくさんあって、しょうがない奴だ。
ただ、サドであって、業が深いだけ。

自分の欲望が、先に行かざるを得なくなってしまう。
もっと、見たい。もっと、支配したい。

たまに自分に呆れる。
そこそこで辞めておけばいいのに!って。
でも、私を、そこまで乗らせるのはマゾで、マゾがいなければ私はこうはならないのだ。
歯車が噛み合って、お前と私がハマった時に快楽物質が放出されて、欲してたまらなくなる。

だから、私が恐いと感じるなら、それはお前のせいなんだよ。

…とマゾのせいにする。
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ある奴隷のご挨拶が私は好きなの。
ご挨拶というか、決意表明のようなそれ。
プレイの前にも話す時間はあるのにその時は何も言わないんだもんなぁ。

その日のご挨拶とは
「ルイ子様、黙っていましたが今日は30回記念の日です。」
というもの。

ええ!
なんで、黙っていたんだよう。

なんで黙っていたのよ!と踏みつけたりしていると奴隷は言うのでした。
「だって、恐いじゃないですか。死ぬマスクやられそうだし。」
(死ぬマスクが何か知らない人はこちら→レンタルマスク!
奴隷は死ぬマスクがトラウマになって、一番やりたくないプレイになっちゃったんだ。
私もいざという時のためにずっとやらないできていました。

だけど、この日…
私は死ぬマスクを持ってきていたのだった。

不思議なもので、ある意味以心伝心だよね。

というわけで、当然やることになったのだけど
トラウマプレイだし、拘束なしでやってたの。
けど動いてしまったので変更になった。

完全拘束でやるよ!とベットに上げて、縄を取り出すと
奴隷はそれを見るや、隅っこのほうに素早く逃げて丸まっちゃった。
「嫌だよ~う、本当に無理なんです。」
私と一切目を合わせようともしない。

動いたんだからしょうがないでしょ!と迫っても、ちらとこっちを見てまた丸まってしまう。
許してください、やらなにやらに何も返さず黙っていると、奴隷も黙った。
ベットの隅に裸で丸まる男とボンデージで、迫る女。
その時はお互い、真剣。

「じゃあさ、もう一度拘束なしでやろう、動いたら拘束するからね。」
「ええ、まだ死ぬマスクやるんですかぁ、無理ですよ…、本当に…」
「拘束ありかなしか、どっちがいいのよ!」

後から奴隷は、「どっちって聞かれたとき、逃げちゃおうかなと、思いましたよ。」と言っていた(笑)
3択だったのか。
そして無言の時間が恐ろしかったんだって。
彼は逃げませんでした。

私はなんだかあの時間の奴隷の必死さとか、自分の頑なさとかを思い出すとなにやら可笑しいんだけど
ああいう切実な時間を過ごせるところが好きなんだ。

「ルイ子様がもし僕を殺したら、毎日線香あげにきてくださいね~。僕も毎日面会行くんで。」
って、お前死んでたら面会来られないじゃん!
私も捕まってたら、線香あげられないじゃん!

なんて戯れたりしてー。

「ルイ子さま、そっちじゃないですよ」
「ううん、こっちから行こうよ。」

胃の中に収まっているのは、順に、
たたみいわし、へしこ、銀杏、酒盗
それからお客さんが後から持ってきた、くさや。
おでん。おでんの汁に浮かんだ牡蠣、だった。

熱燗がそれらを、犯そうとしながら馴染んでいく。

「あ、これ、『いいコース』ですね。」

あれ、私、この道を行こうって前にも言ったかしら。

「僕、あれからスッカリ気に入っちゃって。『いいコース』って言葉。」
「私、前にも言ったかな?」
「言いましたよ、お前、いいコースがあるんだよ、いいコースで行こう、って、。」

いいコース

かわいい。

私が言ったのかは知らんが、その響きは、ちっぽけで、かわいらしじゃん。

私たちはその道を歩きながら、自分達が思い浮かぶ、『いいコース』について語って、
これは『いいコース』となり得るぞ、なんて案を出しながら、川沿いを歩いた。

「ああ、綺麗ですね。この間ね、僕はそれで、こうして、見て、ああ、本当にいいコースですね!って言ったんですよ!」

私はきっと自慢気な顔をしていた
だろう。

そのコースを歩いて、たどり着いたバーで、私はコニャックを飲んだ。

美味しいお酒は、一旦口に消えてから2秒後に、始まり出す。

そこで、悪だくみをして、笑っちゃう。
自分達の小ささに。

私たちの、いいコース、を達成させるために。
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先日、欲望丸出しの記事を書きまして、そこから発散して、割合、肉体的にハードな欲求が落ち着いたのだけど
そしたら今度は「しっとりがやりたい」と思うようになった。
心に染み入って、入り込むようにするやつ。
表情に現れる少しの揺れに気付くような。
精神的なやつね。

涙を流す直前の顔だとか、大好きなんだ。
それは瞬間なんだけど。
泣く瞬間と、実際に涙が流れるまでには時差がある。
その時差の間が好き。

やっぱり心も身体も、支配したい。

先日はプレイ50回記念日。

「ルイ子さん大好きです。」
「どこが?」
「うーん、問題が起きた時に、良い方へ解決しようとしてくれることかな」
「へぇ」
「中身だね」

そうなんだ。中身なんだ。
うん、でも確かにプレイの内容とか、容姿だけだったら続いてないよね。

この豚は、豚になっている時が一番素直でいい。
余計なものから解き放たれている。


なにか不安がある時だとか、傷ついた時、人って、逆の態度にでてしまうことがあると思うの。
すごく緊張する時程、威張ってみたり
深く悲しい時に、怒りに転じたり
そういう経験あるよね。

そうなった時、修正したい。

それから、S的な欲望の話でいうと、置き換えて逃げさせたくないというのもある。
例えば、嫉妬で怒りに転じてるとしたら、しっかり苦しみをそのままに感じさせたい、とかね。

不安なことを自分自身に隠している、そういうのを、開いて暴きたいんだ。

その根源は、真意を解放させて慰めたいという気持ちと、無防備にさせて感覚100%のままに溺れさせたいという欲求の二つがある。
いつも自分の中に、守りたい、と、壊したい、の二つの欲求が同時に怒るのを感じる。

鎧を纏っている人、好き。
脱がせたい。
鎧を着ていれば攻撃から身を守れるけれども、暖かい風も感じることができない、肌と肌を合わせることができない。
脱いだら軽くて楽になれるよ。
その分、私は入り込める。
核が欲しいの。ど真ん中の。そこで関わっていきたいの。

「これから10年はルイ子さんと、プレイしてたいよ。」
「私が辞めちゃったらどうする?恨むんじゃない?」
「ううん、俺もう、それはしょうがないと思ってるんだよ。こんだけしてくれたんだから、そうなったら、しょうがないんです。」

鼻フックにハミを咬んだ豚の言葉はモゴモゴしてたけど、私に届いた。

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シオラのレンタルグッズの「死ぬマスク」(以前書いた記事、レンタルマスク!)を再び使いました。
この時使用したマゾに。この子がこのマスクのことを「死ぬマスク」と呼び始めたので、私もそう呼んでいます。
二度ほど利用したのだけど、トラウマを植えつけたようで、これを被るくらいなら、NGプレイでもなんでもする、と言う…
本当恐かったみたい。

それを知っていながらプレイ前に、ホテルへ入ってから「今日は死ぬマスク持ってきたよ、やろう」と宣告したら
すごく狼狽していた。

いつもこの子はご挨拶の時に、その日のコメントを付け加えるのだけど、その日は…
「ルイ子女王様、ご調教よろしくお願いします。」

…。

……。


え、それだけ?

「おい、それだけ?いつも色々言ってるじゃないのよ、ほら言ってごらん」
「…」
「……」
ピシリ!
「え、え、えぇっと…、あの、自分ができる範囲で、その全力で頑張ります。」

死ぬマスクを回避したいのがバレバレである。

こうなったら、速攻で、死ぬマスクをやるしかないよね。
私がやると言い出したらやめないのはよく知っているはず。
後で聞いたら「終わったな」と思ってたみたい。
それでも、なんとかやらない方法を見つけ出そうとするのが、虐め甲斐があるなー。

ベットに縛り付けて、自分では取れないようにして、ふふふと、マスクを手にします。
まだ悪あがきするマゾ。

「あの、マスクだけは、あの、他のことなら何でもしますから」
「え、何でも?」
「いや、違うもの使ってブレスコントロールとか…」
「いやだ。それやるんだったら、これやらないでもいいな、って思うくらいのこと提案して。」
「……ないです。」

恐怖感が強いと同じことをやっても反応が違いますよね。

もうだめだ、という時に私が提案したのは
「私の好きだと思うところ、10個挙げたら、外してあげる」でした。

まだ言ったらだめよ、まだまだ…
「早く言わせて下さい!」
よし、と許しを出した後の第一声は

「ルイ子様の意地悪なところが好きです…!」

だった。

…ふむ。
じゃあ、このマスク、外せないじゃん。